CAD使用中に失神発作の設計技師
1960年生、男子。職業:精密機械製造会社の設計技師
主訴:コンピュ−タ−作業中の失神発作
経過:機械の設計をCAD(Computer Assisted Design=大型画面上でグラフィックの形で設計作業をすすめる)作業中、急に気分が悪くなり、意識が無くなり、数分で回復したが、救急車で病院に搬送された(この病院には、広瀬が、週1回応援にて診療に従事)。脳波は正常、脳卒中やテンカンは否定された。眼疲労もあり、広瀬の外来に回され、産業医学面からの検討を依頼された。当診にて、VDT(VisualDisplay Terminal)健診で用いられる視機能検査を施行。近視、乱視と共に調節力の低下(老視の方向)が見られた。仕事は、ほぼ1日中CAD作業をしているとの事で、その負担は大きいと考えられた。その後も2度気分不快となり、仕事を中断し、病院を受診している。産業医と相談し、なるべく連続作業時間、総時間を減らしつつ、作業への不安も強いので、心療内科でも併診中で、その後の大きな問題は生じてはいない。